特定非営利活動法人

仙台敬老奉仕会


第47回研修会

開催日:平成28年3月25日(金)午後3時から
会 場:仙台福祉プラザ 第1研修室
シンポジウム形式
シンポジスト:寺内 淳(せんだんの里)、高橋このみ(萩の風)、小船順子(長生園)
司 会:鈴木和美(当会理事)

内容要約:
1. 受け入れ施設から見た寄り添いボランティアの評価
 寄り添いが嬉しいという入所者が多く、有難い。
 職員は入所者とゆっくり話し合いたいがその余裕がない。それをボランティアが補ってくれる。
 職員の手が届かないところにボランティアの手が届く。

2. 入所者との関わりが難しい例がある。ボランティアを独り占めにする入所者もいる。
 学んで解決するようにしたい。

3. 職員の人手不足。離職率が高い。一人の介護士を求めるところが80もある。
 宮城県は特に不足が厳しい。ワースト1とされている。

4. ボランティアに期待すること。
 ボランティアは地域に必要。職員との融和を進めたい。
 利用者の家族とも関わって欲しい。
 ボランティアも楽しんでもらいたい。
 介護士との交流の場を設けたい。互いに挨拶を交換することが大切。

5. 会場風景

6. 総括
 出席者50数名。質疑応答も活発で、会場に熱気があった。
 聴衆に施設の内部事情がわかり、高齢者介護の実態の理解に役立った。
 寄り添いボランティアの必要性が強く認識され、敬老奉仕会の運動に弾みが就いたようである。


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