特定非営利活動法人

仙台敬老奉仕会


第54回研修会 講演要旨

日 時 : 平成29年5月19日(金)午後3時から
会 場 : 仙台福祉プラザ 第1研修室

講演1 : 講師:庄子清典(仙台市老人福祉施設協議会会長)

 テーマ : 老人介護の現状について

庄子清典会長からは厳しい現実を踏まえて特養に期待されている地域貢献を丁寧に説明をして頂きました。

要 旨

  1. 2025年、団塊の世代が後期高齢者になります。介護を必要とする老人が激増しています。介護問題は厳しさを増しています。
  2. 加えて少子化が進行しています。少子高齢化社会に立ち向かわなければなりません。
  3. 家族も、高齢者だけの世帯や独居老人が増え、家族の介護力は低下しています。
  4. 従って、全住民を含めた地域共生社会を作らなければなりません。地域包括ケアが重視される由縁であります。
  5. 介護は3K(きつい、汚い、危険)であるといわれ、敬遠されがちになります。しかし介護を必要とする人が増え、介護に携わる人も増えています。業種別にみると製造業が900万人、卸・小売業が850万人、医療・福祉部門が3位の700万人となっています。
  6. 老人介護という仕事の本質は年寄りの尊厳を守ることです。老人介護の「やりがい尊さ」を多くの人に知って頂くことが大切になります。

会場風景

講演2 : 講師:吉永 馨(当会会長)

 テーマ : 仙台敬老奉仕会の歩みと展望

吉永理事長からは下記のスライドを使って分かりやすく講演をして頂きました。参加者は身近な問題として熱心に聴き入っていました。

会場風景

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