特定非営利活動法人

仙台敬老奉仕会


第69回研修会 講演要旨

日 時 : 令和1年11月8日(金)午後3時から
会 場 : 仙台福祉プラザ10階 第2研修室
議 題 : 寄り添いボランティアを受け入れている4介護施設によるシンポジウム
講 師 : 庄子清典、阿部勝造、庄司文子、佐々木園恵
シンポジウム司会 : 鈴木和美 理事

講演要約

庄子清典氏(アルテイル青葉):介護士の人手不足、施設の収容力強化を仙台市は企画し、3年間で介護ベッドを850床増やす計画であるが、それをカバーする介護士を確保できるか不確かである。敬老奉仕会の寄り添いボランティアは有難い。職員のボランティア受け入れ態勢がまだ弱く、今後強化したい。

阿部勝造氏(春圃苑、気仙沼市):敬老奉仕会の指導を受け、独自に寄り添いボランティアを始めた。入居老人の寂しさを満たし、ボランティアも老人も喜んでいる。今後は自分のところだけでなく、この制度を他の施設にも拡げたい。

庄司文子氏(サン・つばき):寄り添いボランティアを受け入れて9年目になる。ご奉仕に感謝している。職員の中にはボランティアに監視されていると感じるものもいた。職員教育を進めてボランティアと職員の相互理解を進めたい。

佐々木園恵氏(せんだんの里):週2回敬老奉仕会のボランティアが奉仕して下さる。特養とグループホームで奉仕して下さる。とても有難い。今後はボランティアの数を増やしていきたい。そのための研修会を仙台敬老奉仕会と共同で3回開催し、それなりの成果を得た。

4人の発表の後、司会者、会長、一般聴講者の質問やその応答、意見の開陳があり、討論も活発であった。施設間の相互理解も進み、施設とボランティアの交流にもなって、有意義なシンポジウムであった。

会場風景

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