特定非営利活動法人
日本は未曾有の高齢化社会になりました。長寿者が増えてめでたいことですが、反面、医療や介護を必要とする人も増加しました。それらの人々を大切にし、最後まで尊厳を全うするようにしなければなりません。
しかし現状では医療や介護の危機が叫ばれ、介護難民が増加しています。
欧米では介護施設に沢山のボランティアが参加し、施設の職員とともに入所者のお世話をしています。日本でもそれがありますが、欧米に比べると甚だ少ないのです。
しかし、市民の中には、施設でボランティア奉仕をしたいという人が多くいます。施設もボランティアを求めています。それでも欧米にはるかに及ばないのは、ボランティアの育成制度が不備だからです。
施設はボランティアを受け入れ、満足して働いて貰う方法を学ぶ必要があります。ボランティアのほうも、どのように施設に協力しつつ入所者に奉仕できるかを研修しなければなりません。
そのようは用意がないので欧米との格差が縮まらないのです。
欧米には施設を援助する組織があり、ボランティアの募集、研修、資金集めなどをして協力しています。私たちは仙台でそれを作り、施設と市民の双方が学び、研修して欧米流の実績を上げようと考えました。
少しの努力で実績を上げることが出来ると思います。機が熟しているからです。
これがうまく行きますと、ボランティアは生きがいになり、施設は人手不足を補い、入所者はよりよいサービスと楽しむことになります。そのいずれも極めて貴重なものと思います。
欧米のコミュニティ意識を日本でも育てたいですね。市民有志のボランティア奉仕と、それを支える資金援助を広く皆様にお願いする次第です。
私達は、特定非営利活動法人「仙台敬老奉仕会」といいます。
私達は、ボランティアグループを組織し、主として特別養護老人ホームなどにおいて、入所者の求めに応じた適切な活動をボランティアすることを標榜し、主にそれらの入所者の精神安定に寄与すること及びボランティア活動の基本となる学術研究とその啓発普及に関する事業を行うことを目的としています。
私達は、次の種類の特定非営利活動を行っています。
具体的には次の事業を行っています。