第62回研修会 講演要旨
日 時 : 平成30年09月21日(金)午後3時から
会 場 : 仙台福祉プラザ11階 第1研修室
講 師 : 大石春美さん
医療法人 心の郷 穂波の郷クリニック
緩和ケア支援センターはるか センター長代理
演 題 : 「生きる力を生む」コミュニティー緩和ケア
~ボランティアの力は大きい~
講演要旨
- 患者の生きる力を育む
- コミュニティ緩和ケアの実態
- 大きなボランティアの力
- 患者に寄り添って夢プランを考える
- 地域の仲間とつながる場を創造する。
■患者の声
- 逃げ出したくなる。
- 何か幸せなのか、わからなくなってきたよ。
- 何を信じて良いかわからないんだよ。
- 未来の自分が見えなくなったよ。
- でも、とても幸せだったよ
■どのようにして地域が動いたか
- ほなみ劇団
演劇・朗読を用いています。
「いのち」や「自分らしく生きる事」をわかりやすく表現しています。 - 台本はなし 現場 アドリブ劇団
絵本から飛び出したように楽しく接しています。
未就学児・子育て支援の子育て支援倶楽部 - 80歳以上の方々のおつぴーさん倶楽部
- 家族と緩和チーム
- 困難な患者さんであっても寄り添って心のつぶやきを希望に変えるように細心の心配りをしています。
- いのちにどのように関わっていくかを考えて緩和ケアのプランを立てています。
- 周囲の理解を得ながら、緩和プロジェクトに組み込んでいます。
- 病気であっても「今を自分らしく生きる」を大切にしたがんサロンです。
- 最期は、家族と緩和チームで患者の心を受け止めています。